(『祝福家庭』73号)
【第3祝福】「主管性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第3祝福】
「環境」に関するみ言(3)

 真のお父様は、蕩減復帰摂理を完成、完了してくださいました。天一国を開いてくださったのです。しかし、天一国のための環境は今、私たちがつくらなければなりません。
 すぐに天地開闢(かいびゃく)になるのではありません。私たちが精誠を尽くして、どれほど私の兄弟と私の氏族、私の国と隣人を愛で抱いたかということが重要であり、それが伝道の実として残るのです。食べて寝ることを忘れ、一つの生命でも天に捧げようと思いなさいというのです。
(天一国経典『天聖経』第12篇・第4章・第3節・28)


 息子、娘は、自分自身を身代わりする実りです。ですから、愛さなければなりません。自分自身を愛するので、神様の息子、娘である人間も、神様を身代わりするのです。永生は愛によって連結されます。それで、永生の環境を形成するには、愛の環境を中心として生活しなければなりません。愛の実体圏をもつには、愛を中心として実体的な体恤をしなければなりません。
(同 第7篇・第3章・第1節・21)


 隣人を自分のように愛することより、さらに大きな愛はないと言いました。それが一番の愛です。父母を愛せなかった恨(ハン)が残っているなら、父母の前に孝行する以上の愛をもって隣人を愛するようになれば、必ず孝行できる環境が展開し、孝行のような愛の環境が展開するときは、その人がたとえ父母の前では孝行できなくても、天倫は孝行した以上の価値を分かってくれるのです。
(同 第11篇・第1章・第3節・16)