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【光言社LINE公式アカウント編集者の声】
聖書から「孝情」を学ぶ

 皆さん、こんにちは。
 光言社LINE公式アカウント編集者の声です。

 今日は「敬老の日」。その名のとおり、“老人を敬愛し、長寿を祝う日”ですね。

 世界にも「敬老の日」に該当する記念日は存在します。
 アメリカ、イタリア、中国、ポーランド、韓国などが当てはまりますが、やはり儒教の影響を大きく受けた中国と韓国には敬老の日があるようです。

 儒教の精神の一つとして知られる「孝」。中国や朝鮮(現在の北朝鮮も含む)では、多くの場合「忠」よりも「孝」がより貴いと考えられてきました。

※「孝」の意味は、“よく父母に尽くすこと”。そしてその漢字の成り立ちはこうです。「耂は長髪の老人を横から見た形である。これに子をそえて、子どもが老人によく仕えるの意味となる」(参照:白川静『常用字解』)

 さて、「孝」という精神を「東洋文化」として認識しているかたは多いのではないでしょうか。もちろん「孝」そのものは儒教における徳目の一つなので、「東洋の文化」と言えます。

 ですが、「聖書」の中にも、「孝」として理解できるエピソードが何度か出てきます。中でも有名な「ルツ記」のお話(※動画「ジュニアのための礼拝」第42回を参照)を簡単に紹介します。

 士師の時代、姑(しゅうとめ)であるナオミと、2人の息子の嫁であるルツとオルは3人とも夫を亡くしてしまいました。

 ナオミは故郷であるベツレヘムに帰ることにしましたが、嫁である二人にこう言いました。「私と一緒にベツレヘムに行ったとすれば、あなたたちは結婚できないかもしれない。そのようなことがあってはならないから、あなたたちは自分のふるさとに帰りなさい」

 2人は声を上げて泣きましたが、一人の嫁であるオルパはナオミに別れを告げ、自分の故郷に帰って行きました。ところが、ルツは違いました。

 「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です」(ルツ記 1章16節)

 ルツの固い決意を知って、ナオミはルツと共にベツレヘムへ帰ることにしました・・・。

 夫も仕事もなくベツレヘムに帰った2人は無事暮らしていけるのか。ルツは再婚できるのか。
 有名な部分を簡単に紹介しましたが、「孝」の精神を持ったルツのストーリーはここで終わりではありません。

 この物語はU-ONE TVでも動画になっています。もっと詳しく学びたい、さらに続きを学びたいというかたには、動画のご視聴をお勧めします。

■ジュニアのための礼拝 第42回「ルツ」(30分)

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 敬老の日の今日。この動画が、皆さまの「孝」の心情をより育む一助となれば幸いです。

(和)