2018.04.24 12:00
シリーズ・「宗教」を読み解く 12
新しい文化の支柱となる宗教
ナビゲーター:石丸 志信
文鮮明総裁は世界的な超宗教運動を展開してきた。
1991年8月には世界平和宗教連合(IRFWP)を創設し、その翌年8月24日から31日にかけて、同連合が主催する第3回世界宗教議会が韓国・ソウルで開催され、「宗教と世界平和の創造」が主題となった。
この会議はまた、「世界文化体育大典」の一大行事の一貫として開催されたものだった。そこには政治指導者、学者、芸術家、女性、青年指導者らも集い、さまざまな分野の会議が同時並行で開催されていた。
時は、東西冷戦が終結し、次の千年紀に向け、人類の英知を結集して新しい世界秩序を構築すべき好機だった。
文総裁は「新文化創建と宗教の役割」と題する基調講演の中でこう訴えた。
「全ての宗教が一心となって、神様の人類に対する熱望を代弁して実行しなければならない。謙虚な姿勢で神様の勧告に従い、神様が任せた使命を自覚して、人類の心霊を正しく指導して、新しい文化世界に霊的、精神的秩序を確立しなければならない」。