(『祝福家庭』73号)
【第1祝福】「個性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「真の人間」に関するみ言(2)

 一つになることができ、平和の起源となるその道は、どこにあるのでしょうか。神様御自身のみならず、真の人間は、ために生きる存在だという原則を立てざるを得なかったのです。ですから、真の愛は、ために生きるところから、真の理想も、ために生きるところから、真の平和と幸福も、ために生きる立場において成立するのであって、ために生きる立場を離れたところでは見いだせないのです。これが天地創造の根本原則だということを知りませんでした。
(天一国経典『天聖経』第12篇・第3章・第5節・91)


 そのように偉大な力の背景を中心として暮らせるのが、真の人間です。真の人間はそのように無限の力の背景があり、自分が指向する方向に無限に押してくれるというのです。方向が違えば、直ちに分かります。ですから、皆さんが努力してこのような境地を連結して上がれば、すべてのことが解決します。そのような面で、皆さんが行くべき方向を決めなければなりません。それは自分がしなければなりません。自分が一番よく分かるのです。
(同 第5篇・第4章・第5節・2)


 神様の愛の対象である男性と女性が一つになって、その愛で息子、娘をもって幸せに暮らせるその家庭こそ、神様の真の愛を中心とした地上天国の最初の出発の基地になります。私たち人間も愛する相対が自分より何千万倍、無限大の価値ある存在として現れることを願うのと同じように、神様も自分の愛する相対が無限の価値の存在になることを願うのです。そのような人が真の人間です。そのような男性と女性が正にアダムとエバだったのです。
(同 第5篇・第4章・第6節・3)