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幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 47
夫婦は愛する心で互いを思いやる

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第三部 幸福を引き寄せる夕べの生活
夫婦は愛する心で互いを思いやる

 あるご主人が会社の残業で帰りが遅くなるため、奥さんに電話しました。奥さんが電話口に出たので「オレ、オレ」と叫んだ途端、電話を切られてしまいました。その嘆きを川柳にして応募したら優秀賞に選ばれました。

 「オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る」(第18回第一生命サラリーマン川柳)

 夫婦が互いに心を閉ざせば不幸です。夫婦が心の錠前をかけて相手が入れないようにしているのです。家の玄関は開いていても、心の玄関は閉まっています。どうしたら、閉ざされた心を開くことができるのでしょうか。文鮮明先生は、「愛する心があれば誰でも心を開く」と言われています。

 文鮮明先生は無実の罪で牢獄に入れられたことがありましたが、囚人とも親しくなり、監房長とも仲良くなったといいます。

 「私は監房長と親しくなるのが上手です。二言三言話をすれば、どんな監房長でもすぐに友達になってしまいます。誰とでも友達になれるし、愛する心があれば誰でも心を開くようになっています」(『平和を愛する世界人として』109ページ)

 愛する心とは、相手を思いやる心です。人は自分を思いやってくれる愛を感じたとき、心を開くのです。夫婦関係は、特に愛に敏感です。夫が妻に「黙って言うことを聞け」などと要求ばかりすれば、妻は心を閉ざすでしょう。また、妻が、「妻子を養うためにあんたがいるのだから、一生懸命働いてよね」などと言えば、夫は怒って、「誰のおかげでめしを食っているんだ」などと声を荒立てるでしょう。

 夫婦は労使関係ではないのです。夫婦が春闘をしてもベースアップはないのです。

◎ポイント
愛する心とは、相手を思いやる心。
愛を感じてこそ心を開く。

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 次回(8月24日)は、「無事に帰れたのは、神様のおかげ」をお届けします。


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