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青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言(1)

 36家庭の朴普熙(パク・ポーヒ)先生(1930~2019)による講演「青年よ行け、そして世界を救え」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。
 朴普熙先生は1957年入教後、1961年に駐米韓国大使館の陸軍武官補佐官として米国に赴任。1972年以降、38年間にわたり文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁の特別補佐官を務め、「ワシントン・タイムズ」社の初代社長をはじめ統一運動の重職を歴任されました。
 同講演は朴普熙先生を知る世代のかたはもちろん、二世・三世の若い世代の皆さんにもぜひ読んでいただきたいメッセージです。

(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)

人は何のために生きるのか?

▲レーガン米国元大統領と大統領執務室で握手する朴普煕先生(左)

 尊敬する日本の皆様。
 特に、青年、学生の皆様。
 本日、この希望の日青年大会にこのような満場の盛況を博してくださいまして、誠にありがとうございます。
 私は今日、尊敬する皆様の前に立つことを、特に未来を担う青年、学生の皆様に語ることを無上の喜びと思うものでございます。若い皆様の前に立ちますと、私も何となく、若くなるような気がいたします。

 特に、私は本日、皆様に「真実」というアメリカ合衆国議会での記録映画をご覧いただきましたが、私にはこれほど感激的なことはありませんでした。

 あの勝利があったがゆえに、私はアメリカで牢屋に行くのを免れました。正に神の助けでございます。私は殉教の精神でアメリカの国会に入りました。17年前に起こったあの事件の記録映画を、17年後の今日、若い皆様に見ていただくとは、夢にも思いませんでした。これもみな神の計らいでございます。

 アメリカの現代の政治歴史は、フレーザー委員長のあの敗北から、アメリカのリベラル派は弱り始めました。統一運動の一環である勝共運動は、新しい運勢を引き起こし、ついに私があとで語る保守レーガン時代を、そして共産主義解放時代を迎える雰囲気になったということでございます。

 青年、学生の皆様。
 私たちは、どこから来て、どこへ行くのですか? 人は何のために生きるのですか? 人は必ず人生に何回か、このことを考えるのでございます。歴史上において哲学者や宗教家たちが、様々なアプローチで、この問題に取り組んできたのであります。

 ところが、統一教会の創始者、レバレンド・サン・ミョン・ムーンの「統一原理」が現れるまでは、これに対する、はっきりした解答がありませんでした。私は今日、その解答の一部を皆様に語りたいのでございます。

 皆さん。
 考えてみましょう。
 皆さんは今、どこへ行くのですか? 皆様の人生の目的地はどこですか? 一口に答えられないものがあるのでございます。

 私は今日、皆様が人生の航路と目的地を定める前に、必ず何を知るべきかを一つ、一番初めに語りたいのでございます。

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 次回は、「一、神の実在の問題」をお届けします。