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統一原理127のポイント 123
天の側とサタンの側との区別は、何によって決定されるか

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、「統一原理127のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第五章 メシヤ再降臨準備時代

122 天の側とサタンの側との区別は、何によって決定されるか説明してください。(『原理講論』、537〜539ページ)

 天(神)の側とサタンの側との区別は、神の復帰摂理の方向を基準として決定されます。神の復帰摂理の方向と同じ方向か、あるいは間接的でもこの方向に同調する立場を取るとき、これを天の側といい、これと反対になる立場をサタンの側といいます。ゆえに、天の側であるとかサタンの側であるというのは、我々の常識や良心による判断と必ずしも一致するものとはいえません。

 全ての宗教は、その目的が等しく善にあるので天の側ですが、ある宗教が使命的に見て一層天の側に近い宗教の行く道を妨害するときには、その宗教はサタンの側に属するようになります。また、使命期を過ぎて、新しい使命を担当して現れた宗教の行く道に障害となる立場に立つとき、その宗教はサタン側になります。

 アベル型の人生観の系統はみな天の側であり、カイン型の人生観はみなサタンの側です。したがって、信仰の自由の許されている民主世界は天の側ですが、唯物論者はカイン型の人生観の結実であるので、共産世界はサタンの側となるのです。

 キリスト教は、全ての宗教の目的を達成するための最終的な使命をもって中心宗教に立てられているので、キリスト教国家および、その同盟国家は天の側であり、キリスト教迫害国家、または、その発展を直接的、間接的に妨害する国家はみなサタン側になるのです。

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 次回(8月1日)は、「第三次世界大戦はなぜ不可避なのか説明してください」をお届けします。