https://www.kogensha.jp

幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 40
ご飯が愛である

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第二部 幸福を引き寄せる昼の生活
ご飯が愛である

 食事をする前に、少しだけでも、幼い頃の文鮮明先生の逸話を思い起こせば、「ご飯が愛である」という言葉の深みを味わえます。

 文鮮明先生の家には家風がありました。曽祖父は、酒もたばこも口にせず、そのお金でよその人にご飯一杯でも多く食べさせようとし、ご飯を与えることに生きがいを感じた人でした。曽祖父が亡くなり、家が貧しくなってからも、人々に食事を振る舞う家風は変わることなく、請う人が来れば、家族が食べる分がなくても先に人に食べさせたのです。そのため、文先生がよちよち歩きを始めて最初に学んだことが、人にご飯を食べさせることだったのです。

 お母さんは全国各地からやって来て、家の前を通る人のために、いつでもご飯を作って食べさせました。乞食(こじき)がご飯を恵んでくれと言ってきて、すぐにご飯を出さなければ、祖父がまず自分のお膳をさっと持っていったのです。

 「そのような家庭に生まれたせいか、私も生涯、ご飯を食べさせる仕事に力を注いできました。私には、おなかを空(す)かせた人たちにご飯を食べさせる仕事が、他のどんなことよりも貴く重要です」(『平和を愛する世界人として』24ページ)

 世界平和と人類の幸福のために献身的生涯を送られた文先生は、一日で四万人が飢えて死んでいく食糧問題解決のために、あらゆる取り組みに挑戦したのです。

◎ポイント
人々にご飯を食べさせることは、愛の実践。

---

 次回(7月6日)は、「意味のある人生を生きる」をお届けします。


◆「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を書籍でご覧になりたいかたはコチラ