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『祝福家庭』65号(2012年 夏季号)
幸せを招く信仰生活
信仰生活の何がすごいの?

監修 浅川勇男

 信仰生活とはどのような生活でしょうか。
 教会に来て間もないモトムくんとアイさんが先輩に相談しています。

アイ 信仰生活をすると、本当に幸せになれるんですか?

先輩 信仰というのは、正しい心の持ち方を教えてくれるものなんだ。心の持ち方って、とても大切だよね。

モトム 「病は気から」と言うし。

アイ ちょっと違うんじゃない。

先輩 まあまあ。幸せになれる心は幸運を引き寄せる。だけど、幸せになるのを阻む心もあるんだよ。

アイ 幸せを阻む心? 不幸になっちゃうんですか。

先輩 そう。例えば、嫉(ねた)みや憎しみ、血気、怒気、恨み、人を見下したり、自分を卑下したりする心とか。

アイ ありますねえ。悲しいけど。

モトム だけど、幸せになれる心だってあるんだから、悲観的になることはないんじゃないの。で、その幸せになれる心ってのは?

先輩 ずばり、愛する心だよ。神様は全てを注いで人類とこの宇宙を創造されたんだ。神様にとって人類はかけがえのない我が子というわけ。世界中の人々が神様を中心として愛し合い、豊かに幸福に暮らすことが神様の願いだといえる。

アイ 世界は一家、人類はみな兄弟ですね。

モトム うん。3・11大震災で、人と人との絆の大切さについて、すごく考えさせられたな。

先輩 幸せになってほしい、これが神様の願いなんだよ。不幸を招く心を抑えて、幸せになれる心を強めていったら、人間は幸せになれる。
 その「幸せになれる」信仰生活が、愛天愛人愛国の生活なんだ。聞いたことないかい?

モトム ああ、あります。天を愛し、人を愛し、国を愛するっていう。

先輩 そうだね。簡単に言えば、愛する生活。真のお父様は、まず神様を愛すれば真の幸福を得ることができるとおっしゃっている。

アイ 神様を愛すると、どうして幸せになれるのかしら? 神様を知らなくても、楽しく幸せに暮らしている人はいっぱいいますよ。

先輩 本当の幸せとは何かという話になってくるんだけど、人間は自分一人だけ幸せになって、それで本当に幸せかというと、そうではない。

モトム そうそう、世界は一家、人類はみな兄弟って言ってただろ。

先輩 神様を愛することは、人類を愛し、自然を愛することなんだ。神様を愛すれば、神様から愛される。赤ちゃんとその父母の関係を考えてみるとよく分かるんじゃないかな。文鮮明(ムンソンミョン)先生は「この世で最も力強いのが愛」だと言われている。人間の父母の愛でさえ大きな力なんだから、天の父母である神様の愛は?

モトム 大きい。

先輩 だよね。その父母である神様を愛することで、人間は無限な愛の力を受けて幸せになれる。人間は神様の愛と自分の努力によって幸福になれるよう創造されているんだ。

アイ だから、神様を愛することによって本当の幸福をつかめるということですか。

先輩 そのとおり 神様の力にすがって幸せになろうというんじゃないんだ。神様を愛していくんだから。この神様の力が天運だ。神様を愛すれば天運も得られる。だから天運を得ることができる生活をしていこう、ということなんだ。

アイ 神様を愛する生活をすることが、天運を得る生活になるんですね。

モトム 運は運でも、ただの運じゃなくて天運なんだから、すごいことなんだなあ。

 ここが大切!
 神様を愛する生活=天運が働く

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 こちらの内容は『祝福家庭』65号に掲載されたものです。
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