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第6回 高齢者福祉編⑤
介護保険を利用する際によく聞く「包括」「居宅」って何?

 介護福祉の現場においては、「包括」は「地域包括支援センター」のことをいい、「居宅」は「居宅介護支援事業所」のことを指します。

 近年は核家族化が定着し、家庭での介護力が弱くなりつつあるので、高齢者を地域住民で見守るという考え方に転換してきています。

 介護保険制度も「利用者本位」という考え方に立って、介護事業者が提供する多様なサービスの中から利用者自身が自分に合ったサービスを選択し契約できるようになりました。

 今回は、包括と居宅について詳しく説明します。