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新・熱き祈祷のすすめ 12

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。
 祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。

松本 雄司・著

(光言社・刊『新・熱き祈祷のすすめ』より)

第四章 祈る内容

1 基本的内容

①告白・悔い改めの祈り
 まず祈りに入る時、神に思いを向け、ひたすら神に近づいていく努力をします。
 その時に感じられることは、自分のあまりの足りなさ、罪深さ、申し訳なさです。
 まずは自分の胸の中に引っ掛かっている罪と重荷をすべて率直に神の前に告白し、悔い改めの祈りをすることが第一です。

②感謝の祈り
 深い悔い改めができた時、「このような申し訳ない、罪深い、足りない者でありながら、なおかつ許され、愛され用いられ、育てられている」という深い神の愛を感じざるを得ません。
 このような自分をなおも見捨てずに許して、許して、さらにまた許して、何とか天国にまで導いていこうとされる神に対し、限りない感謝の念がわいてくるのです。
 そのようにして心からの感謝の祈りをします。

③執り成しの祈り
 執り成しの祈りとは、私たちが伝道したいと思っている周りの人のために祈ることです。
 病気になった友人の快復を願って祈ること、また、神の前に友人が犯した罪の赦(ゆる)しを請い求めることでもあります。
 このように他の人の救いのために祈ることが、執り成しの祈りになります。

 祈りの力について、テストしてみたらいいでしょう。一人の人に対して、何も言わずに涙の祈りを続けていけば、目に見えない磁石によって通じることができます。その人はどうして自分がある方向に導かれているか分からないけれども、磁石の力によって引っ張られます。あなた方が心からその人のために疑うことなく祈れば、あなた方に会った時、その人は自然とあなた方の所に来るのです。そういう驚くべき力があるのです。(「祈祷の重要性」1979年4月15日、ベルベディアにて)

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 次回は、「祈りの基本的内容~願い求め・決意の祈り」をお届けします。


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