(『祝福家庭』71号)
【第1祝福】「個性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「伝道」に関するみ言(2)

 皆さんは、いつ一人を伝道するために夜を明かして精誠を尽くしてみましたか。子女が死んで地獄に行くようになるとすれば、その父母は夜を明かすでしょうか、明かさないでしょうか。明かすでしょう? 同じように、伝道者として一人でも伝道するために、夜を明かしながら祈祷しない人は偽者です。
 「原理講義ができない」と言う人がいますが、伝道するのに何の実力が必要ですか。母親を好きなのは、母親に何かの実力があるから好きなのですか。父親を好きなのは、父親に何かの実力があるから好きなのですか。字が一字も読めない父母でも好きでしょう?
 ですから、父母の心情をもってやれば、伝道できないはずがないというのです。先生は、実力がなくてできないとは考えません。
(『文鮮明先生御言選集』第50巻316頁、1971・11・8


 霊界に行けば、誇ることは伝道しかないというのです。霊界では、お金をたくさんもったということは、絶対に誇る内容になりません。また、世間で権力をもったといって誇ることもできません。生命をどれほど生かしてあげたのか、これが誇りです。
 甲なら甲、乙なら乙、あるいは氏族を超越して、たくさんの民族を新しい生命と関連させてどれほど生かしてあげたか、これが財産です。財産はそれしかありません。
(同 第30巻147頁、1970・3・21)


 伝道する秘訣(ひけつ)があります。それは、ある人が、訪ねてきて帰るとき、耐えられないくらい残念に思えるようにならなければならないということです。夜12時が過ぎ、2時になっても、「行こう」と言えば、胸がキュッとして、「もう少ししてから行けばよいのに」という心をもてる人ならば、教会の復興は間違いありません。
(同 第23巻66頁、1969・5・11)