光言社 編集者ブログ

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2024年02月08日

私だけの、み言の読み方

人にはそれぞれ、自分が集中しやすい環境があると思います。
スポーツ選手などが行うルーティンも、集中力を高めるためにするそうです。
ルーティンまで行わないにしても、自分が集中しやすい環境をつくるのは、とても大切なことだと思います。

本を読むのにも、自分が集中しやすい環境があるのではないかなと、私は思います。



本をあまり多くは読まない私ですが、それでも自分が集中しやすく、長く読み続けられる状態があります。
それは、「少し雑音が聞こえる中で、ひじ掛けのある椅子に胡坐を組んで読む」ときです。
椅子も、柔らかくて座り心地が良いものはいけません。読みながらすぐに眠くなってしまうので(汗)
なので普段仕事をする時も、集中しようとすると、自然と胡坐を組んでいることが多いです。

ですが、み言を読むときはまた違い、「自分だけがいる空間で、床に座って読む」のが集中しやすいように思います。
大学生の時、精誠を捧げるために一人でみ言を訓読する中で、様々な気づきが与えられた経験があるからかもしれません。
家族と一緒に訓読会をするのも問題はないのですが、み言を通して気づきが得られることは、少ない気がします。

もちろん、集まって訓読会をしたからこそ、得られる気づきもあると思います。
実際、4、5人で集まって行った訓読会の中で、み言のある一文にみんなで涙したことがありました。
今までに一度しかない、とても不思議で貴重な体験でした。

ですがやはり私は、一人でゆっくりとみ言と向き合う時間を持つことが、性に合っているようです。




忙しい日常でそんな時間を持つことはなかなか難しいものですが、なんとか意図的に持っていこうと、この記事を書きながら改めて決意しました。

皆さんは、どんなふうにみ言を読むのが好きですか?

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