光言社 編集者ブログ

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2016年09月13日

タイ仏教の寺院で12年間修行したナタポンさん

 『祝福家庭』82号(10月初旬発売の最新号)、今回の国際家庭の証は、佐藤えみさん(タイ・日家庭)を紹介します。

 タイの男性は、生涯のうちで必ず一度は出家しますが、最近は形式的な通過儀礼として短期間だけ出家し、還俗(げんぞく)する男性も多いようです。

 ご主人のナタポンさんは、タイ仏教の僧侶として、12年間修行生活をしてこられました。27歳で還俗してオーストラリアに留学、2001年にみ言と出合います。翌2002年2月に佐藤さんと祝福を受け、しばらくして日本で家庭を出発することになりました。

 タイの田舎で子供時代を過ごし、僧侶として修行してきた彼にしてみれば、人々のつながりが希薄になりつつある日本での生活は、戸惑うことも多かったに違いありません。本誌では、佐藤さんと彼との間の、文化的なギャップからくる行き違いのエピソードを紹介しています。

 タイでは、両親、中でも母親を大切にする家族愛の文化が育まれてきました。親を愛して尽くし侍る夫の姿を見ながら生活することで、徐々に佐藤さん自身の意識が変わり始めます。両親に対する「孝」の心情や真の愛、人のために生きることを、夫を通して学んだのです。

 やがて4人目の子供の妊娠中に、真の父母様から「功労賞」を頂きます。「3世代で同居している祝福家庭」が、受賞の条件だったそうです。

 今回の国際家庭の証は、第12地区の家庭教育部長さんから推薦していただきました。他の地区でも、国際家庭の良い証があれば、家庭教育部長を通じて是非情報をお寄せください。(F)


3世代同居の祝福家庭として真の父母様から頂いた功労賞(2011年11月)

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